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この時期は危険!石垣島にもう1つの海の顔。ハブクラゲ対策を怠るな

ビーチ目的で南の島に訪れる観光客は後を絶ちません。

それだけ透明度が高いエメラルドグリーンは人々を魅了し、私たちに癒しを与えます。

しかし、このページを開いたあなたは現実を少しでも直視しようとしている。海に魅了されるだけでなく、そこに生息する危険生物を知り自分なりに対策という“知識”を身につけようとしていませんか?

本日は、石垣島の海の危険生物の中でも被害に遭う人が最も多いハブクラゲの対策・対処・防止方法を全てお伝えします。

この記事を読み進めることで、上記の3つの方法だけでなく、ピンポイントでビーチ選びに悩む心配もなくなります。石垣島の海で存分に癒されたいあなたは、ぜひ最後までご覧いただくことをオススメします。

合わせて、カツオノエボシ(通称:電気クラゲ)の危険性も合わせて読むことをおすすめします。

合わせて読んでほしい理由は、ハブクラゲに刺された処置をカツオノエボシにも同じようにやってしまうと悪化させるからです。

[記事内]

石垣島のハブクラゲについて

ここでハブクラゲについて人に与える影響を簡潔にまとめます。

  • 毒性の触手に刺さると激痛が走ります。
  • 数時間後にミミズ腫れや水疱が発生します。
  • さいあくの結果、呼吸困難・心肺停止・稀に死にむかうこともあります。

この危険生物が沖縄全海域に出没しているからには、対策をしない理由はないです。上記の3つを基準に、対策・対処・防止方法を深く掘り下げて紹介していきますね。

石垣島でハブクラゲが出没する時期は5月〜10月。

まず、石垣島でハブクラゲが多発しやすい時期ですが、8月がピーク時期で、5月〜10月までの真夏の期間です(ビーチ目的の方は天敵ですね汗)

海水浴をする人は必見!ハブクラゲの生息地は浅瀬の海です。

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具体的に出没する範囲は、“浅瀬”

ハブクラゲは浮遊(ふゆう)していますので、波により、沖合から浅瀬まで流されてきています。

また、石垣島のビーチは、比較的浅瀬で楽しむ海水浴やシュノーケルが人気。従って、被害確率も高く、毎年ハブクラゲの被害に遭遇する方がで出るのはこういった理由があるのです。

もちろんこのような被害に遭わないための海水浴やシュノーケルを快適に楽しむ対策も後ほど紹介しますので、安心してくださいね♪

さらに、よく発見されるポイントをお伝えします。

今度はハブクラゲによる被害に遭われる方が多いビーチスポットに焦点を当てていきましょう。そのスポットは、石垣島の天然ビーチの中でも最も人気が高い米原ビーチです。

石垣島の超人気ビーチ!米原ビーチでハブクラゲの発見が多い理由【簡単です】

「なぜ、天然ビーチの中でも米原ビーチが最も被害が多いのか?」

この上記の疑問が思い浮かんだ方、これがすでに答えになっています。

「どういう意味なの?」と思うかたの為に、解説します。

天然ビーチとは、

“自然の手付かずがそのまま残るビーチのことです。”

つまり、人間の手が加えられていない比較的自然な状態のビーチという意味合いがあります。

続いて、最も被害が多い理由は、

“単純にそこに人が集まる。海水浴やシュノーケルをする人が多いからです。”

まとめますと、米原ビーチは人の手を加えていないので、当然ハブクラゲ防止対策ネットは張っていません。しかし、多くの人が魅了されほど自然豊かな天然ビーチのため、結果、ハブクラゲ被害者が出やすいという皮肉な事情があるのは事実。

最も、米原ビーチだけではなく、石垣島は天然ビーチだらけなので、ハブクラゲが生息しているスポットはたくさんあります。そういったビーチのほとんどは、下記の看板写真が浜辺付近に設置されています。

↓↓↓危険生物の掲示板

この注意喚起の看板は米原ビーチに設置されてる看板。同じように、他のビーチスポットに複数設置されていますので、訪れた際はぜひチェックされてくださいね。

※看板に記載されているカツオノエボシ対策はこちらからご覧いただけます。

ちなみに米原ビーチは遊泳危険エリアのため、個人シュノーケルなどマリンスポーツは推奨していません。利用される方は、マリンショップのご利用が安全で、価格以上のサービスが豊富に揃えているショップがオススメです。

特に、米原ビーチから目と鼻の先にあるジェリーフィッシュというマリンショップがオススメです。ジェリーフィッシュに関しては米原ビーチの記事に含まれていますので、合わせて効率的に遊び方を深めることができます。

石垣島の天然ビーチにこだわりを持つ方は米原ビーチをオススメしますよ♪

【悩み解決】ハブクラゲが少ない?3つのビーチを選ぶならココ!

ピンポイントでハブクラゲ遭遇が極端に少ないビーチを3つ紹介します。

この3つのビーチの特徴を掘り下げてお伝えしますね。

【注目】南ぬ浜町人工ビーチは石垣島は市街地から一番近くて立地が良いです。

南ぬ浜町人工ビーチ(ぱいぬはまちょうじんこうビーチ)は、2016年にできたばかりの石垣島で最も新しい人工ビーチであり、まだまだ認知度が低いことから利用者も少なく、ハブクラゲの発見は未知数です。

【関連】南ぬ浜町人工ビーチ周辺は石垣島のシンボル!サザンゲートブリッジと楽園世界が広がります。合わせて読むと魅力が深まります。

【シュノーケル初心者オススメ】底地ビーチならハブクラゲ防止対策ネットであればOK

底地ビーチは、毎年8月ぐらいの真夏の時期になると数匹ほど発見されるようです。しかし、ハブクラゲ防止対策ネットが備え付けられているので、海水浴は比較的安心して楽しむことができます。

【世界一のアオサンゴ群落】白保海岸はハブクラゲ防止対策ネットがないのにオススメできる理由とは?

白保海岸は、ハブクラゲはほとんど発見されておらず、別で、毒性があるカツオノエボシ(電気クラゲ)が沖合にたま〜にいるという。この3つビーチの中でハブクラゲ防止対策ネットは張っておらず、自然の状態です。

世界一のアオサンゴ群落としてサンゴ目的のシュノーケルは白保海岸がダントツオススメです!

白保海岸は、世界1のアオサンゴ群落であると同時に、竹富島の家並みとひじょうに似ていることから沖縄の伝統的な赤瓦の魅力を楽しむことができます。

上記でお伝えしたハブクラゲがいないエリアは風の便りで聞いたお話も含まれていますので、あくまでも参考程度にされてくださいね。

石垣島の西側の海では、ハブクラゲの発見は多いようですが、東側の海では発見が少ないと言われています。特に東北方面に行けば行くほどハブクラゲの発見は少ないです。(利用者も少ないという意味も含めて。)

これも理由があり、

風向きの傾向によると西側はハブクラゲが沖合から浅瀬に流されやすく、東側は逆に、風の影響で浅瀬に流れているところは見かけにくい。さらに、北側は天候の変化に左右されやす為、風の影響も受けやすく浅瀬にハブクラゲの発見が南側より北側が少ないです。

まとめますと、一番東北方面のビーチに行けば行くほど、ハブクラゲが少ないのでは?

という推測ができます。現に、石垣島に30年以上生活している筆者も西側と比べて、東側のビーチではあまりハブクラゲの発見も少なければ聞くことも少ないです。

この情報は2019年4月末時点の情報です。ピンポイントで狙うなら、ある程度ハブクラゲが少ないこの3つに絞ることができる。あなたのビーチ選びの参考になりますと幸いです。

合わせて、石垣島のビーチを2020年に調査した結果、人気がでることを予想した記事をご覧ください。

この記事を読めば、石垣島の全体的なビーチの特徴と比較がスムーズにできます。訪れる前に読むと参考になりますよ。

【鉄板】ハブクラゲ対策ネットが張ってあるビーチは4つあります。

上記の写真は、ハブクラゲ防止対策ネットが設置されたマエサトビーチの写真です。

ここで、石垣島ビーチのハブクラゲ防止対策ネットが設置されたビーチを4つ紹介します。

上記の4つのビーチのうち、底地ビーチ以外の3つのビーチにライフセーバーが配備されています。あなたの身に何かあれば速攻で救助してくれます。

底地ビーチに関しては、監視員がついていますので、こちらもライフセーバーとはいかないものの、迅速な救助に取り掛かります。

海水浴場としてオススメできる石垣島のビーチ4選

こちらの記事も合わせて読むと、スムーズに安全なビーチ選びに悩まなくて済みますよ。

また、底地ビーチは、上記の3つのビーチと違って天然のロングビーチが広がっています。他にも唯一ハブクラゲ対策専用で備え付けられたグッズがあります。

ハブクラゲに刺されたら『お酢』を完備している底地ビーチがオススメです。

底地ビーチには、複数箇所に酢が備え付けられています。

もちろん無料で、その場で使えます。

万が一、備えていなくても底地ビーチで海水浴など利用があれば使用できるメリットがありますね。

必ず備え付けられている保証するものではありません。予めご了承ください。

もっとも、監視員やライフセーバーが配備されているスポットには、安全グッズはありますので、万が一の心配には及びません。安心してくださいね。

とはいえ、底地ビーチや他の対策ネットがあるビーチも監視員が24時間体制ではありませんので、常識の範囲でビーチ利用をオススメします。気になる方は、底地ビーチの記事内に連絡先も記載していますので、リンクを貼っておきます。

また、沖縄で唯一ミシュランガイド3つ星を獲得した石垣島No. 1の観光スポット!川平湾も底地ビーチの近くにありますので、合わせてプライベートツアーのご利用をオススメします。

ハブクラゲに刺されたら対処と治療の『流れ作業』をお伝えします。

上記でハブクラゲ防止対策ネットについて「ハブクラゲに接触しないという保証があるものではない。」と伝えました。では、接触した場合、6つの流れ作業で応急処置に入ります。

  1. 刺されたらすぐに海から出ます。
    ↓↓↓
  2. 酢を持参されていましたら傷口にたっぷりかけてください。
    (酢を持っていなければ海水でOK!)
    ↓↓↓
  3. かけ終えたら触手を手で取り除いてください。
    ↓↓↓
  4. 痛みがあれば氷や冷水で冷やし続けてください。
    ↓↓↓
  5. かゆみがでますので、塗るタイプのステロイドを傷口に塗ってください。
    (かゆみがでる時間は個人差があります。約数時間後〜。
    かゆみが出て掻いてしまうと悪化の恐れがあります。)
    ↓↓↓
  6. 病院に行って診察にいきます。 

この流れ作業ができればハブクラゲの被害を最小限に止める可能性が高くなります。

この工程でお酢を使用する理由については、別記事のリンク先に譲ります。

>>応急処置(ハブクラゲ)

ハブクラゲに刺されたら症状の後に、さいあく“痕”が残りますが、“対処法”もありますよ。

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焼肉こうちゃん【yakinikukouchan】さん(@yakinikukouchan)がシェアした投稿

上記の工程通りにスムーズに行った後の事例を紹介します。

結論からお伝えしますと、症状が残る可能性はあります。

それは、

“皮膚にミミズ腫れの痕”や“茶色っぽい、黒ずみ”などの肌に変色の痕が残る方もいます。

痛み自体の症状は、約1週間程度と一般的には言われていますが、

問題は一生残るかもしれない痕は恐いですよね?

特に女性の場合、普段から肌のケアをされている方にとっては考えたくもない恐怖です。。

そこで、市販薬の『アットノン』や『シミ消しクリーム』などで消せる場合があります。

上記の2種類であれば、よほどでない限りサラッと消せますよ。
しかし、どうしても消せない場合もあり、その時は皮膚科の病院で診察を受ける事をオススメします。

ここまでが、防止対策と対処方になります。

ここから先は、あなた自身で防止対策を備える術をお伝えしていきますね。

正直、これからお伝えする防止対策を備えたなら、ハブクラゲ防止対策ネットよりも安心・安全にハブクラゲと遭遇しても刺されないで済む内容を盛り込んでいます。

これからの人生、海に行くこともあるとおもいますので、海に訪れる方は必見です!

それでは見ていきましょう。

[記事内]

ハブクラゲ防止はラッシュガードなど3つの露出をなくすアイテムで十分。

※画像クリックで詳細情報がみれます。

ここで必要な服装の結論をお伝えします。

ズバリ、肌を露出しない服装であればOK!

長袖Tシャツ・ラッシュガード・トレンカ・マリンシューズを決めていれば首筋上以外は露出をほとんど避ける事ができます。

ラッシュガード トレンカ レディース HeleiWaho ヘレイワホ マリンカ スイムトレンカ UPF50+ で UVカット 大きいサイズ 対応 サーフパンツ ボードショーツ 
↓↓↓

同時に日焼け対策もバッチリ決めるのであればUVカット付きの服装が好ましいですよ。

これらを万全に用意されたら、シュノーケルや海水浴も快適に楽しめますよ。

石垣島のオススメできるシュノーケルスポットも記事にしていますので、シュノーケル目的の方は参考になります。

そして、そもそも服装やグッズなどを必要とする前に重要なことがあります。

もっと根本的に大切なことであり、意識したほうが良い理由があります。それを最後にお伝えして、この記事を締めくくりたいと思う。

最後に

ハブクラゲの触手に毒針がありますが、ハブクラゲ自体が浮遊(ふゆう)しており、意図的に刺すようなことはありません。どちらかというと、

「人間がしらずしらずに、ハブクラゲに近づいて触手に触れた。」という事態がほとんどです。

つまりハブクラゲもそこに生息している海の生き物。

例えば、魚を乱獲しようとすれば危機感を感じて魚が逃げるように、ハブクラゲに近づけば自分の体長よりも数十倍大きい人間に危機感を感じて毒針を流すように、それぞれの防衛の“行為”が違うだけである。

どちらかというと人間が意図的に海に入らせてもらっているので、自ずと謙虚な気持ちが一般的に必要になるでしょう。

刺されたくないのであれば、露出が多い水着よりも、露出が少ない服装が好ましいということになりますよね。

ここで全ての結論を掘り起こしてまとめますと、

今後お世話になるであろう相手の立場(自然・生き物・人間を含めた全て)を尊重し、調べて、何が良くて何が必要なのかを知り、それを今後の人生に活かさない理由はないはずです。

あなたがこの記事をここまで読まれている理由は、今後の人生で活かしていこうとしています

今回は、石垣島のハブクラゲ対策をお伝えしていますが、

元を辿れば全てにおいて、自分がしらないことを知り、学び、今後の人生にどのように活かすのか?

ここに行き着きます。

たったこれだけの意識の違いで、何を備え、何を必要とするのか?

まったくこれまでとは異なる考えが生まれます。

そして、石垣島のビーチでハブクラゲ対策をキッカケに、この記事にたどり着き、有意義な人生が決まります。もし、あなたが自分のオシャレな水着のみを考えていればこの記事はすでに閉まっていたでしょう。

最後に、もう一度お伝えします。(くどいようですが・・すみません。)

今後お世話になるであろう相手の立場(自然・生き物・人間を含めた全て)を尊重し、調べて、何が良くて何が必要なのかを知り、それを今後の人生に活かさない理由はないはずです。

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも、ハブクラゲ対策の参考になりましたら幸いです。

4件のコメント

こんにちは。
石垣島川平の近くに住んでいる者です。
たまたまこの記事見つけたので古い記事ですがコメントさせて頂きます。
毎年底地ビーチは8月になるとほぼ毎日3〜4匹はハブクラゲがおります。
クラゲネットから出るのは危険です。
古い記事なので見てる方がいるかどうか分かりませんが、一応お伝えしておきます。

Tomoko Nagata様。
こんにちは^^

親切にありがとうございます。
この記事は多くの方に誤解を与えていたのですね。。
速やかに文章の変更を対応させていただきます。

ありがとうございました。

與儀

こんにちはすずきといいますが、ノロノロと泳げばはぶクラゲに刺される確率は低くなるということでしょうか?

すずき様。
コメントありがとうございます^^
のろのろと泳いでもハブクラゲに影響はありませんので、回避力には至らないと思います。
対策としては、石垣市が指定する海水浴場の「ハブクラゲ防止対策ネット」内でしたら比較的刺さる心配はありません。
詳細の海水浴場の場所はこちらの記事へ譲ります。
https://ishigaki-pr.com/beach-4selections/

ただし、完全に対策できていることにはなりませんので、ご了承ください。
刺されない為には、全身ウェットスーツなど着用をオススメします。こちらの方がより安全です。

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石垣島PR情報局編集部
石垣島出身の現地スタッフが全国の方へ全ての魅力的な石垣島スポットを正しい情報を基に独自視点でお伝えしている地域メディアになります。当メディアで紹介してほしいお店、観光地などあれば取材させていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。