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キレイに惑わされるな!石垣島の海の天敵カツオノエボシに刺されたら

石垣島の海辺に行く時点で危険生物のことを知っておくのはとても大切です。

いや、むしろ小さなお子様連れや好奇心旺盛な方であれば必須にしておくべきでしょう。

決して大げさではなく、「せっかくの楽しみが、せっかくの思い出が台無しになる」では済まされなくなるのであれば、少しでも知っておくことで、あなたの知識が人の命を救うこともある。

そこで、本日は石垣島の海辺に、ほぼ設置されている注意看板に掲載された、カツオノエボシについて紹介します。

危険生物が生息する石垣島の海で、注意看板でも特に大きく掲載されるカツオノエボシとは、いったいどれぐらいの危険性があるのだろう?

その見た目のキレイさとは裏腹に、人々を凍りつかせる脅威に注目していただきたい。

[記事内]

石垣島のカツオノエボシについて

「見た目で人を判断してはいけない」と聞くが、それは全ての生物にも当てはまるものだ。

そのため、全てにおいて“知っている・知っていない”かであなたの行動は変わってきます。それでは、カツオノエボシがあなたに与える影響を、結論からお伝えすると、良いことは何1つないことが理解できるでしょう。

 

これからお伝えする4つのポイントで明るい旅行のイメージだけを大切にされたい方は読むのは控えた方が良いです。ひんしゅくをかいます。しかし、同時に対策の術を知る機会を失うことでもあります。

 

カツオノエボシの毒性の針に刺されたら4つの症状例がある。【対策あり!】

 

  1. カツオノエボシの触手に触れると強い電撃が全身に衝撃を受けます。
  2. 海中で刺されたらパニックになって溺れる危険性もある。
  3. 数時間後、徐々に体が動かなくなり、腫れ・かゆみ・赤みの症状がでてきます。
  4. 2回刺された人は、※アナフィラキシーショックで、死に向かうこともあります。

この4つの流れがさいあくの事態である。

※アナフィラキシーとは、血圧低下と意識障害を伴うことを指します。

痛みは12時間〜60時間(2日間以上)がピークと言われています。腫れやかゆみは10日間ほどですが、個人差はあります。

 

 

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これから石垣島に旅行でワクワクされている方は、つい目を背けたくなったでしょう。

しかし、安心していただきたい。対策は十分にありますので、これも含めて紹介します。また、そもそも石垣島にカツオノエボシの数は少なく、頻繁に発見することは稀である。

なぜなら石垣島の海では、主にハブクラゲの名を聞くことが多い。

両者の人に与える影響の違いは簡潔に表すと以下になります。

※諸説あるが、毒による影響は同じぐらい強烈である。

詳しく知りたい方は、合わせてハブクラゲ対策の記事も読み進めていただきたい。

この2種類の危険生物の対策を知っておけば、石垣島の主な海の危険生物を避けて、快適なビーチ遊びを満喫できますよ。

 

これから、カツオノエボシの得体を掘り起こしつつ、お酢が使用できない以上、なにが効果的なのか最善な方法までお伝えしていきます。

この記事を最後まで読めたあなたは、海の危険生物の対処法〜応急処置のやり方を知るだけでなく、合わせて日焼け対策まで学べます。快適な石垣島ビーチでイメージ通りの思い出が作れますよ。

それでは見ていきましょう!

カツオノエボシは俗称:電気クラゲ!だけどクラゲではありません。

カツオノエボシ=俗称:電気クラゲ

この言葉に馴染みがある方もいるでしょう。

しかし、カツオノエボシは、実は一個体のクラゲではなく“ヒドロ虫”といわれる虫の集まりで形成されています。

※ここでは形成された仕組みとカツオノエボシの生態・名前の由来は省きますが、詳細を知りたい方はウィキペディアから知ることができます。

 

上記の4つのポイントの続きです。

接触すれば電気が走るような感覚から電気クラゲと言われています。

 

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この見た目の美しいブルーの個体が、エメラルドグリーンといわれる石垣島の海に浮いていれば、同化して非常に発見しづらい。。(汗)

実際、上記の2番目のポイントにある、

“海中で接触したらパニックになって溺れる危険性もある。”と、お伝えしました。

これは、シュノーケルなどを目的にレジャーをされていれば、パニックになりそうです。そうならないために、まずは、しっかりと発見されやすい時期の把握をし、具体的に対策する時期を選ぶことが可能になりますので、じっくり読み進めて欲しい。

対策を知る前にカツオノエボシの【時期】を知ろう。

カツオノエボシが発見されやすい時期は3月〜8月と言われています。

ここ、石垣島ではカツオノエボシが発見されやすい時期の7月〜8月は台風の発生もピークであり、沖合から浅瀬に流されてくるケースが多いです。

特に石垣島では最北端のビーチで知られている穴場の平野ビーチに、乾燥したカツオノエボシが海辺に流されてきています。日差しにより干からびていましたが、触手の部分は生きている可能性もありますので、触れないようにしていただきたい。

海辺で見かける理由は、カツオノエボシは遊泳力はまるでなく、浮遊(ふゆう)している状態です。

このことから、海辺も危険視されており、特に管理が行き届いていない天然ビーチでは、一際目立つブルーの袋状が子供の好奇心を湧き立てるでしょう。

  袋状の部分は毒は持っていませんが、あくまでも触手の部分が毒を持っています。ただし!触手が袋に絡みついた形跡が残っていれば、袋状に触っても毒が刺さりますのでご注意ください。

この記事を読み進めているあなたは、ご存知の通り、「絶対に触ってはいけないキレイな物体」であることがある程度、理解できましたね?

大量発生で話題に!?カツオノエボシの分布する生息地は石垣島ではない?!

こちらの動画は見ての通り、大量発生したカツオノエボシです。

海外で、ここまで大量に流されてきているのを見ると、真剣に対策を考えない理由はないですよね?

とはいえ、これは正直規格外です(汗)

日本では、生息地が主に本州の太平洋側で発見されることが多いようですが、石垣島をはじめ、沖縄では比較的発見は少ないとされていますので、遭遇確率は低い方でしょう。

ここまで、カツオノエボシの危険性をお伝えしていきました。実際に人命に関わることなので、「対策をしなければ!」そんな意識が芽生えたのではないでしょうか?

そこで、遭遇しないために安全性が比較的高い石垣島ビーチをピンポイントでリンク先に4つ紹介しています。

ハブクラゲ防止対策ネットが設置されたビーチを紹介していますので、危険生物の遭遇は比較的少なく、安全性が高いです。知っておくとビーチ選びに困る心配はありませんよ。

ハブクラゲ防止対策ネットは、遭遇確率が低いエリアですが、万が一接触された時点の対処法と治療の流れを下記の見出しでお伝えする。

 

【お酢と素手はNG】カツオノエボシの対処法と治療までの流れを応急処置で伝えます「簡単です。」

上記の続きです。

万が一カツオノエボシに接触した場合、6つの流れ作業で応急処置に入ります。

  1. 刺されたら、痛みでパニックにならず、すぐに海から出ます。
    ↓↓↓
  2. 海水を傷口にかけて触手を取り除きます。
    お酢は傷口にかけると悪化させます。
    ↓↓↓
  3. かけ終えたら触手を取り除いてください。
    (この時、素手で取り除くと再び刺さりますのでポロ袋などを手にはめて、取り除きます。)
    ↓↓↓
  4. 触手を取り除いたら氷や冷水で冷やし続けてください。
    ↓↓↓
  5. かゆみがでますので、塗るタイプのステロイドを傷口に塗ってください。
    (かゆみがでる時間は個人差があります。約数時間後〜。
    かゆみが出て掻いてしまうと悪化の恐れがあります。)
    ↓↓↓
  6. 皮膚科の病院に行って診察にいきます。

この流れ作業ができれば、カツオノエボシの被害を最小限に止める可能性が高くなります。一応、塗るタイプのステロイドも紹介しておきますね。

※実際に購入された方の口コミも含めてアレルギーなど副作用の確認をしつつ、比較検討すると、あなたに見合ったステロイド医薬品が手に入りやすくなります。

上記の工程作業を自分なりにアレンジしてしまうと傷口を悪化させる恐れに繋がります。多くの方はハブクラゲ対策と同様な応急処置のやり方をしてしまいがちなので、以下、カツオノエボシとハブクラゲの応急処置の違いはリンク先に記載しています。
↓↓↓
石垣島では、ハブクラゲの方が遭遇確率も高いので合わせて読み進めることをオススメします。

 

カツオノエボシに刺された傷跡は治るのか?

結論からお伝えしますと、半永久的に残ると言われています。

しかし、条件付き。

傷が深く、青白さがある傷の場合が、傷跡が残りやすいと言われています。

そうならないために、身に付ける服装とグッズさえ整えればなにも心配ありませんよ。海遊びの鉄則でもありますので、海に訪れる方は必見です!

 

【完全防御】ラッシュガード上下orウェットスーツを身につければカツオノエボシに接触しても大丈夫!

※画像クリックで石垣島マリンツアーの詳細情報がみれます。

 

ここで必要な服装の結論をお伝えします。

ズバリ、肌を露出しない服装であればOK!

長袖Tシャツ・ラッシュガード・トレンカ・マリンシューズを決めていれば首筋上以外は露出をほとんど避ける事ができます。

ラッシュガード トレンカ レディース HeleiWaho ヘレイワホ マリンカ スイムトレンカ UPF50+ で UVカット 大きいサイズ 対応 サーフパンツ ボードショーツ 
↓↓↓

同時に日焼け対策もバッチリ決めるのであればUVカット付きの服装が好ましいですよ。

上記セットを身につければ、カツオノエボシとハブクラゲの接触による事故は防げる。また、日焼け対策にもなるので一石二鳥で効果的ですよ。

合わせて「それでも水着を着たい!」という方のために、クラゲ除けローションはオススメです。日焼け止め効果も備えていますので、肌を露出したい方にも快適な海遊びが楽しめますよ。

日本最大級の紫外線防御効果の数値が高いSPF50とシミ・シワの原因を最大限に防ぐPA++++がセットで付いてきます。石垣島の灼熱の紫外線は東京の3倍以上になることもシバシバ。。

この成分と数値は、石垣島の海遊びではおさえておきたいところです。

これらを万全に用意できたら、シュノーケルや海水浴も敵なし!安心して快適な海遊びを満喫できますよ♪

石垣島のオススメできるシュノーケルスポットも記事にしていますので、シュノーケル目的の方は参考になります。

 

そして、そもそも服装やグッズなどを必要とする前に重要なことがあります。

もっと根本的に大切なことであり、意識したほうが良い理由があります。ハブクラゲ対策の記事にそれを記載しています。何度もお伝えしていて、「またか!」と思うかもしれませんが、本当に重要なことなので、紹介しています。

セットで読んでいただいて始めて石垣島の主な危険生物の対策が身に付きます。全ては、あなたが知っているか・知らないかで今後の石垣島の海の魅力が変わってきます。

これで、カツオノエボシの対策記事を終えますが、少しでも参考になりましたら幸いです。

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石垣島PR情報局編集部
石垣島出身の現地スタッフが全国の方へ全ての魅力的な石垣島スポットを正しい情報を基に独自視点でお伝えしている地域メディアになります。当メディアで紹介してほしいお店、観光地などあれば取材させていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。