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女1人で北海道から石垣島へ移住して5年目。暮らし続けるコツを教えてもらいました

まどかさんとインタビューしている様子
この記事のポイント
  1. 石垣島へ移住するには「とりあえず暮らしてみよう」の軽いノリでも問題なく生活出来る
  2. 家賃3万5千円のアパートでフルアルバイト(無資格スキルなし)お仕事でも1人暮らしは成り立つ
  3. 観光気分のまま移住すると実生活とのギャップに悩まされるリスクもあるので「自然に囲まれた場所に癒しを求める人」に移住は向いている

今回の記事は、対談形式で北海道から石垣島へ移住して5年目になる「まどかさん」へ、移住し続けるためのコツを深掘りした内容となります。当記事を通して、石垣島へ移住を検討されている方に、少しでもヒントになりましたら幸いです。

まどかさん
まどかさん

出身地:北海道
移住年:2015年
職業:観光客向けのお土産屋さんで販売員

女1人旅|滞在中に移住を決意した理由

インタビューの様子
まどかさん

初めは、石垣島の自然に癒されたくて半年から1年ほど滞在しようと決めていたんですが、気がついたら5年目になります。

編集長 ヨギ

なぜ地元に帰らず石垣島で暮らすようになったのですか?

まどかさん

移住した当初は、勤めていた飲食店の店長と出会ったのがキッカケです。いまはその人とアパートで同棲していますね。

編集長 ヨギ

ご縁があったことで本格的に移住を決意されたということですね?

まどかさん

「ちょっと長旅行ってきま〜す」ていう感じで、しばらくリゾートバイトに勤めながら過ごそうと思っていたんです。

あれから半年ほど経ったある日、彼からアプローチもあって今に至った感じです。

編集長 ヨギ

彼氏さんとのご縁がなければ、北海道へ帰っていたかもしれないですか?

まどかさん

帰っていたと思います。

当時、彼にも何度か「私は1年ほど経ったら帰るんだよ」て伝えていたんですけど、押しに負けてしまいました(汗)

移住する2つのポイント

八重山の海で撮影
石垣島に来島して1ヶ月頃の写真
編集長 ヨギ

実際に移住をされてみて、移住を検討されている方にアドバイスはありますか?

まどかさん

「とりあえず石垣島で暮らそう!」といった軽いノリで良いと思っています。

私の場合、帰る場所が北海道の実家ということもあって、石垣島で勤める場所も、住む場所もなければ故郷へ帰ることができるので、リスクはあまりない方だと思います。

職種のこだわりをなくせば、リゾートアルバイトだけで生活はできます。

編集長 ヨギ

移住を考えている方は、やりたい仕事が見つからなくて頭を抱えている人も多くいると思いますが、これについてアドバイスはありますか?

ポイント1.こだわりを減らす

まどかさん

もっと楽観的でいいと思うんですよ。

私の場合、初めから移住目的でないので参考になるか分かりませんが、楽観的な性格が移住に成功できていると思っています。

仕事は、居酒屋のホールスタッフやホテルマン、スーパーの販売員、昼夜問わずフルのアルバイトをしたら移住はできます。

ポイント2.楽観的であれ

竹富島で友人と撮影
竹富島で友人と撮影
編集長 ヨギ

移住するにあたってハードルを上げないってことでしょうか?

まどかさん

ハードル上げると苦しい人もいると思うんですよ。

「移住は覚悟が必要」的な考えを取り入れると、楽しくないと思います。だから私は、自分が癒されたい場所に楽観的な気持ちで行動に移しました。

流れに任せて過ごせば、来島して1年後に出会いもあった感じです。

アルバイト勤務で3万5千円のアパート1人暮らし

バイト先での記念撮影
バイト先での記念撮影
まどかさん

今はお土産屋さんで販売員をさせてもらっていますし、勤務体制はアルバイトです。もともと観光客を相手にする接客業が好きなので、この仕事に就きました。

編集長 ヨギ

観光客相手の販売員でも生活出来ることは分かりましたが、出費が最も大きい家賃はどうされていますか?

まどかさん

家賃は2DKで、クーラーと冷蔵庫、テレビ、洗濯機込みで3万5千円です。

外観も内装も古いですが、市街地からすごく近いので車がなくても買物に不自由はしていないです。

編集長 ヨギ

(コスパ良すぎでしょ)

移住を続けるたった1つのこだわり

まどかさんと編集長で石垣島を散策
まどかさんと編集長で石垣島を散策
まどかさん

移住するにあたってのこだわりは、石垣島の大自然に癒されたい!これだけです。

好きな仕事、理想の暮らしは皆さんあると思うんですよ。

だけど石垣島の自然が好きで移住をしたい方は、とりあえず来島しちゃえば、いやでも仕事を探す事になるので、後からなんとでもなると思っています。

仮に、仕事も住まいも見つからない時は、これを次に活かせたら良いと思います。

つまり、移住の失敗は成功のもとと考えて、次に活かすチャンスとして経験を積むということですか?

まどかさん

何かに挑戦するってことは失敗はつきものだと思いますが、私の場合は挑戦的な考えはなくて、フラッとした状態で石垣島に来ました(笑)

編集長 ヨギ

結果的に移住に成功しているから説得力があります。そこからご縁に発展しているわけですから。

まどかさん

楽観的な行動をしたらご縁もありました。行動するためには楽観的になることが気軽です(笑)

編集長 ヨギ

まどかさんの場合、移住する最大のポイントは「楽観的であればなんとでも成る」みたいな感じですね。

まどかさん

そう思います。

いきなり移住して、自分に合わないと思ったら引き返すぐらいの柔軟さがないと、わからないことが多いと思うんですよ。

移住したデメリット・メリット

琉球観音埼灯台のフサキ海岸にて撮影
琉球観音埼灯台のフサキ海岸にて撮影
まどかさん

デメリットは北海道まで帰る時間と費用が掛かることぐらいですかね。

午前中の早い便から帰っても夕方過ぎに実家に到着するぐらい長旅になります。移動だけでヘトヘトになるんですよ、費用はLCCを利用して5万円くらい。

編集長 ヨギ

人間関係はどうですか?

まどかさん

60代の島の人と会話をしていると頑固な人が多いです!

方言で話す人も多くて、意思疎通がムズイ…
特に電話越しに方言で喋られると意味わかりません(汗)

まどかさん

逆にメリットは、生活する分には問題なく、大手のスーパーや家電店があります。遊びだったらカラオケやゲームセンターもあるので不自由さはないかと。

あと、面倒見の良い人たちが多くて地元愛が強いです。

仲良くなると、いろんなお土産や食べ物をいただけるので、その量は驚いてしまうほどたくさんいただきます。

編集長 ヨギ

行事で集まるような旧盆は食べ物を貰えますね。

まどかさん

お墓の前でご飯を食べる16日祭は特に驚きました。

日常的な驚きは、役所窓口の対応がお昼1時間休憩があるので、交代制で誰かが対応できるようにして欲しいです。

北海道と石垣島のギャップ

まどかさん

世間狭すぎ!

スーパーで買い物していると知り合いによく会います、立ち話ができるほどゆっくりした時間は今でも魅力を感じます。

編集長 ヨギ

観光気分は今でもありますか?

まどかさん

生活費用があるので1年ほどで終了しました。観光気分の勢いで移住をするとギャップは大きいと思います。

移住を検討されている方へ

まどかさん

本土から来島している人が多いので、色んな人と出会う事ができて友達は案外作りやすいと思います。飾らず自分らしく生活できるので、一歩踏み出す勇気さえあれば生活は何とでもなります。

一緒に石垣ライフ楽しみましょう!

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石垣島PR情報局編集部
石垣島出身の現地スタッフが全国の方へ全ての魅力的な石垣島スポットを正しい情報を基に独自視点でお伝えしている地域メディアになります。当メディアで紹介してほしいお店、観光地などあれば取材させていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。