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初詣は最も賑わうスポット!石垣島の冨崎観音堂の歴史物語

普段は静かな場所だけど、いっとき石垣島で一番賑やかになるスポットがあります。本州の方も訪れるほど。全国共通初詣の伝統文化を過ごすなら冨崎観音堂(ふさきかんのんどう)の神様があなたを引き寄せます。

今回取り上げるテーマが『初詣・ご利益があるパワースポット・厄除けになる無病息災』

さっそく紹介します。

[記事内]

最低限知っておきたい!冨崎観音堂の基本情報(地図・アクセスなど)


[冨崎観音堂の基本情報]

1 寺院名/冨崎観音堂(ふさきかんのんどう)

2 郵便番号/〒907ー0024

3 住所/沖縄県石垣市新川1605

4 営業時間/なし

5 見学料/無料

6 無料駐車場/原則ありません。※車で訪れる方は、隣の広場に妨げにならないように駐車されています。

・ 有料駐車場/1時間350円。初詣の時期は観音堂隣に有料駐車広場を設けております。

7 石垣市観光交流協会/0980ー82ー2809

8 設備/寺院から西側の広場にお手洗いあり。

・ 観音堂入口前には販売機があります。

・ 初詣時は入り口前で屋台などを複数用意しています。

こんなあなたに冨崎観音堂はオススメ

・石垣島の初詣の定番スポットで祈願とおみくじはいかがですか?

・石垣島の史跡に関心を寄せる方!

・無病息災の祈願をされたい方

冨崎観音堂の見どころ

・石垣島らしい古風の赤瓦の屋根

・防風林と石燈篭の動物の模様

人気のある場所から冨崎観音堂まで最短ルート紹介

分かりやすくひと気が最も多い新石垣空港・離島ターミナル・市街地中心地であるユーグレナモール(お土産市場)

3スポットから冨崎観音堂に向かう最短アクセスルートをグーグルマップで表してみた。スムーズにたどり着けるようあなたの手助けになれたら幸いです。

↓↓↓グーグルマップ/新石垣空港→冨崎観音堂/車

[新石垣空港→冨崎観音堂の基本情報]

1 アクセス時間/新石垣空港→冨崎観音堂まで約30分

2 距離/約19.5㎞

3 タクシー予算料金/約4060円

※JapanTaxiのサイトを参考にした予算料金でございます。実際に掛かる料金表を保証する金額ではございません。予めご了承ください。

↓↓↓グーグルマップ/離島ターミナル→冨崎観音堂/車

[離島ターミナル→冨崎観音堂までの基本情報]

1 アクセス時間/離島ターミナル→冨崎観音堂まで約16分

2 距離/約5.8㎞

3 タクシー予算料金/約1480円

※JapanTaxiのサイトを参考にした予算料金でございます。実際に掛かる料金表を保証する金額ではございません。予めご了承ください。

↓↓↓グーグルマップ/市街地(ユーグレナモール)→冨崎観音堂/車

[市街地(ユーグレナモール)→冨崎観音堂までの基本情報]

1 アクセス時間/ユーグレナモール→冨崎観音堂まで約15分

2 距離/約5.8㎞

3 おおよそのタクシー料金/約1480円

※JapanTaxiのサイトを参考にした予算料金でございます。実際に掛かる料金を保証する金額ではございません。予めご了承ください。

冨崎観音堂まで路線バスで訪れる方へ

バス停(唐人墓)までのアクセス時間と料金は下記の石垣バスターミナルのホームページから確認できます。

唐人墓のバス停から冨崎観音堂まで徒歩約9分です。

※時間帯は多少変動があります。予めご了承ください。

↓↓↓グーグルマップ/唐人墓→冨崎観音堂/徒歩5分

↓↓↓グーグルマップ/バスターミナルの詳細マップ

【石垣バスターミナル基本情報】

1 施設名/東(あずま)運輸株式会社

2 郵便番号/〒907−0012

3 住所/沖縄県石垣市御崎町3番地

4 TEL0980−87−5423

5 ホームページ/http://www.azumabus.co.jp/

冨崎観音堂について

冨崎観音堂は約310年以上前に建立された寺院です。

入り口から堂殿までの道のりを紹介します。

石燈篭(いしどうろう)には、複数の動物の形があり、細かい装飾が際立ちます!

燈篭は列を作るように階段の流れに寄って建てられた美しい統一感があります。防風林になているので森林浴でマイナスイオンをチャージしていくのも魅力の1つですよ。

自然の森林に囲まれた観音堂は、フクギ並木やリュウキュウマツなど、森林浴のマイナスイオンをチャージできる美味しい空気を味わえますよ♪

冨崎観音堂は、石垣市史跡にも指定されています。冨崎観音堂の歴史を知れば無病息災の意味も理解できます。

『無病息災の物語』を知りたければ冨崎観音堂がオススメの理由

入り口前に碑文が書かれていますので見ていきましょう。

冨崎観音堂は、乾隆(1742)年、順天氏第4世西表直香が冨崎原に堂宇を造営して観音像3体を奉安し、庶民の航海安全祈願所としたことに由来する。

表直香が無役のころ、宰領役に隋って上国したその途次、中国福州へ漂着した際に、かって八重山で介護したことのある中国人某に出会い、観音像2体を守護仏として贈られる奇縁に恵まれた。

一方、夫の無事を案じていた妻真鶴が美崎御嶽や権現堂に日参しているのを知った桃林寺住持は、観音像1体を真鶴に与えた。まもなく表直は無事帰島し、観音像3体を自宅に安置し篤く信仰した。

その後、大浜村「かやんに」に小堂を建て観音像を移したが、のち託宣があったとして新川村「ふっこんに」へ、さらに経塚のある冨崎原へと移転した。

乾隆46(1784)年、6世直達らが、瓦葺きに改築し道光17(1837)年には在番知念親雲上政行が本堂を造営した。

その後、明治から昭和にかけて改築や再建がくり返されているが、周辺の植生とあわせ名所となった観音堂は、海上交通安全と無病息災の祈願所として庶民の信仰は極めて篤い。

なお、この地域で無断に現状を変更することは市条例によって禁止されています。

昭和62年10月
石垣市教育委員会

なにやら難しい言葉が並んでいますので、解説します。

「無病息災の意味は以外にもロマンチックだった?!」

当時は冨崎原だったこの地の男性が漂流。後に中国に辿り着いた時、この男性が過去に石垣島で介護したことのある中国人と再会し、観音像を2体いただいたそうです。

この男性の無事を祈っていた妻は、権現堂(ごんげんどう)まで毎日お参りをしていました。毎日お参りする妻の様子を知った桃林寺の住職は、男性の妻に観音像1体を贈られたそうです。

その後、男性が無事に中国から石垣島に戻り、合計3体の観音像を自宅で安置し、3体を祀ったというお話。

この歴史の後に、観音堂は海上交通安全と無病息災の祈願所として安全と健康を願う場所が浸透しました。後世に語り継がれており、現在に至ります。

ガイドブックには載っていない島人(方言:しまんちゅ)から長く愛され続けている冨崎観音堂。以外にもロマンチックな物語であり、感慨深いものがありますよね?

堂殿の中には、3体祀られていますので、訪れた際は中も見ておきたい!

※基本的には中に入ることはできません。

人が特別な時に祈願する背景には、「人を想う気持ちが合掌として表現されます。」

この記事を読んだあなたは、次回の冨崎観音堂に訪れる時、これまでのお参りとは少し異なる祈願のあり方と景色の見方が変わるのではないでしょうか?

【関連】:桃林寺と権現堂の魅力も合わせて知ると、石垣島のお寺を始め、歴史・パワースポットの魅力が深まります。

人が無意識に引き寄せられる背景が次の通りです↓↓↓

【全国共通】石垣島の初詣は冨崎観音堂に集まる話

初詣の冨崎観音堂は1日1万人以上を超える人が集まるとか!?

堂殿までの待ち時間は長くて約1時間。島人(方言:しまんちゅ)からすれば長い待ち時間だが、、(汗)この日は特別!2日でも50分は待つこともあります。

しかし、楽しみに待ち続けた先には今年1年を占うおみくじが待っていますよ!

おみくじの中には小指第一関節よりも小さな神様が入っています。あなたの財布の中に恩恵がありますように!!

市街地中心地から徒歩約10分で着く桃林寺は2番目に待ち時間が長いとか。

新しい記憶:2014年沖縄の旅(石垣島 その2)No.9https://newmemory.ti-da.net/e6648287.html

桃林寺の隣は引用にも書いてある権現堂(ごんげんどう)があります。石垣島の歴史を知った後の初詣は考え深いもの。訪れる際はどちらの寺院も心静かに慎んだ行動を大切にしたいですね。

参考までに、石垣島で初詣するなら選択肢は2つのみおすすめできる記事を読めば、桃林寺と冨崎観音堂の両方の魅力を比較できます

この記事が、あなたに少しでも役に立てるよう参考になりましたら幸いです。

【関連】石垣島で初詣を予定されている方は、1月の旅行プランを合わせて読むと、オススメの宿泊施設も知ることができます。

最後に

冨崎観音堂周辺には歴史とパワーが混合したスポット!唐人墓(とうじんばか)とサンセットの景色で有名な観音崎灯台があります。

【関連】:唐人墓にはプチパワースポットもあることで有名。初詣の冨崎観音堂に寄る前に唐人墓の〇〇ポイントに立ち寄ってみることをオススメですよ。詳細はこちらからどうぞ。 

また、冨崎観音堂に寄った際は観音崎灯台でまったり島時間を満喫されるのもオススメです。灯台周辺はサンセットビューが人気です!冨崎観音堂の歴史を知った後の情景はあなたに癒しを与えますよ♪

灯台の魅力を知れば、石垣島のビュースポットを1つ知ることができます。

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石垣島PR情報局編集部
石垣島出身の現地スタッフが全国の方へ全ての魅力的な石垣島スポットを正しい情報を基に独自視点でお伝えしている地域メディアになります。当メディアで紹介してほしいお店、観光地などあれば取材させていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。