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沖縄初の遺跡調査は石垣島だった!国指定史跡の川平貝塚を紹介!

 

「沖縄で初めて遺跡が発見されたって聞いたけど観光できますか?」

「見学や資料なども見ることができるのでしょうか?」

「口コミを読むと現在立ち入り禁止とありますが、実際のところどうなんでしょうか?」

上記の3つの悩み解決がこちらです。
↓↓↓

  • 沖縄初の遺跡調査した場所として有名ですよ。
  • 見学や資料は現地にはありませんが、碑文があります。
  • 現在は立ち入り禁止になっており、周辺の自然を感じつつ、遠景でスポットを眺めるかたちです。

しかし、立ち入り禁止になっている意味は特に肝に銘じていただきたいです。これも下記のリンク先で理解できます。

 

現地人の石垣島PR情報局スタッフが、『川平貝塚』とはどういった場所なのか、立ち入り禁止の事情も含めて、事実を説明します。先に立ち入り禁止の事情を知りたい方はこちらからご覧ください。

【立ち入り禁止】川平貝塚は御嶽によって守られている聖地からどうぞ!

上記の3つの悩みポイントを具体的に解説します。

川平貝塚について

繰り返しますが、川平貝塚は沖縄で初めて発見された遺跡であり、1972年に国指定史跡に登録されました。

貝塚を知らない方に向けて、簡潔にお伝えします。

古代人が捨てた貝殻が層をなして積もった遺跡。日本では縄文時代に属するものが代表的で、貝殻のほかに鳥獣や魚の骨、土器・石器・骨角器などを含み、人骨も発掘されている。

引用:貝塚(かいづか)とはーコトバンクー

当時の貝塚の役割とは、主に村の「捨て場」と言われております。「ゴミ捨て」という役割というよりも、もっと深い意味が込められていたようです。

平たく言えば現代でいう「葬儀」です。

貝塚でいう葬儀とは、使用した物もこの世で役目を終えた人の骨も発掘されます。あらゆる役目を終えた物も人も再び別の形でこの世に還元される願いが込められていたようです。人も物も平等に大切に敬意を払う気持ちはここにあったのでしょう。


写真はイメージ素材です

遺跡の発掘をしたのが1904(明治37年)東京大学教授の鳥居 龍蔵(とりい りゅうぞう)先生(考古学者)が調査しました。発見した遺物は貝殻をはじめ、貝皿・土器・青磁(せいじ)・石斧(せきふ)・石皿などが多数発見。

これらは15〜16世紀(1401〜1600年)の貝塚であり、主に生活用品として使用されていたようです。

川平貝塚の碑文にはこのように掲載されています。

史跡 川平貝塚

昭和47年5月15日 国指定

この貝塚は、比高約30メートルの仲間森と獅子森を含む一帯の原野や畑地に形成されています。1904年(明治37)に考古学者鳥居龍蔵博士によって中央の学会に紹介され、先史時代の南島文化研究の草創の地となったところです。

貝塚から出土する遺物としては、いわゆる外耳土器を含む土器類、中国製品を含む陶磁器類、石器、貝器等があります。

先島諸島の遺跡は、大別すると陶磁器類を伴出する遺跡と、それを伴わぬより古い時期のものと考えられる遺跡および石器のみを出土し土器を伴わぬ遺跡に分類できます。

陶磁器類を伴出する遺跡の年代は、宋銭の出土をみるものがあることから、ほぼ推定可能です。川平貝塚は、先島諸島の遺跡の一類型を代表するものであり、学史的にも重要な位置をしめます。

沖縄県教育委員会

昭和53年3月31日

仲間森・獅子森は丘になっています。その写真がこちら↓↓↓

遺跡発掘をされたポイントは、仲間森と獅子森という低い丘が連なりますが、うち、調査されたのは獅子森のみ。現在は立ち入り禁止区域になっています。理由は下記の見出しで解説します。

石垣島の全ての御嶽(うたき)に共通する事情なので、訪れる予定だった人は必ず読んでください。

 

【立ち入り禁止】川平貝塚は御嶽の聖地によって守られています。

理由は、川平貝塚に行くルートに群星御嶽があるからです。石垣島の御嶽は神聖な場所。この御嶽を通らなければ貝塚の跡地である丘陵(きゅうりょう。意味:小さな山が続く場所)までは進めません。

具体的な御嶽の立ち入り禁止理由です↓↓↓

八重山では、「オン」「ンガン」と言われ、一般には「ウタキ」と呼ばれている箇所です。

例えば、石垣島には約100箇所あり、交通安全・豊年・豊魚祈願・祖霊神など祀られている内容は様々ですが、全ての「御嶽」は聖地、神聖な場所で、特に中心の拝所は男子禁制、女性でも勝手に入ってはいけない場所です。

このことからわかるように、川平貝塚で遺跡が発掘されたポイントは御嶽によって立ち入ることは困難である。

「川平貝塚の前に群星御嶽アリ!」石垣島の御嶽は感慨深いものがあります。特に霊感が強い方は周辺まで行けばその意味が感覚的に理解できるでしょう。旅の心得として知っていて損はありません。

以上のことを踏まえつつ、川平貝塚に訪れる方へ。

標柱と説明板までは公道にあります。そこまでは簡単に訪れることはできますが、その先は林道になっています。

そこから見える緑と青空の景色は、自然そのもの。地域住民に配慮しつつ、遠景で川平貝塚のポイントの仲間森・獅子森遠景で眺めることをオススメします。

眺望するポイントは『デイサービスかびら』前の公道からクッキリ望めますよ!

沖縄初の遺跡でありながら、あまり知られていない理由は、こういった神々が宿る御嶽=史跡跡地が見れないからでしょう。聖地に相応しい感慨深いものがあります。これにともない観光スポットの位置付けにはなっていない史跡です。

風が吹けば木々が揺れ動く緑の音。子供の頃に草原で遊んだ懐かしさが込み上げてくるような、そんな雰囲気を感じさせてくれます。

 

最低限知っておきたい川平貝塚の基本情報(地図・アクセスこみ)

【川平貝塚の基本情報】

1 スポット名/川平貝塚

2 郵便番号/〒907ー0453

3 住所/沖縄県石垣市川平

4 営業時間/なし

5 見学料/無料・自由見学

6 駐車場/なし

7 石垣市観光交流協会/0980ー82ー2809

8 設備/なし。

こんなあなたに川平貝塚はオススメ

・遺跡・歴史好きの方は説明文を読んだ後の周辺の島の自然を感じてほしい場所です。

川平貝塚の見どころ

・『デイサービスかびら』前から仲間森と獅子森の丘を眺望できます!

・周辺の御嶽は立ち入り禁止ですが沖縄の伝統文化を感じられる神聖な場所は身が引き締まります。

↓↓↓グーグルマップ/川平貝塚の詳細マップ

人気のある場所から川平貝塚まで最短アクセスルート紹介

沖縄初の遺跡発掘場所として知る人ぞ知る川平貝塚までどのルートで行くのか?

 

分かりやすくひと気が最も多い新石垣空港・離島ターミナル・市街地中心地であるユーグレナモール(お土産市場)

3スポットから川平貝塚に向かう最短アクセスルートをグーグルマップで表してみた。スムーズにたどり着けるようあなたの手助けになれたら幸いです。

↓↓↓グーグルマップ/新石垣空港→川平貝塚/車

[新石垣空港→川平貝塚の基本情報]

1 アクセス時間/新石垣空港→川平貝塚まで約35分

2 距離/約25.8㎞

3 タクシー予算料金/約5080円

※JapanTaxiのサイトを参考にした予算料金でございます。実際に掛かる料金表を保証する金額ではございません。予めご了承ください。

↓↓↓グーグルマップ/離島ターミナル→川平貝塚/車

[離島ターミナル→川平貝塚までの基本情報]

1 アクセス時間/離島ターミナル→川平貝塚まで約32分

2 距離/約19.4㎞

3 タクシー予算料金/約3940円

※JapanTaxiのサイトを参考にした予算料金でございます。実際に掛かる料金表を保証する金額ではございません。予めご了承ください。

↓↓↓グーグルマップ/市街地(ユーグレナモール)→川平貝塚/車

[市街地(ユーグレナモール)→川平貝塚までの基本情報]

1 アクセス時間/ユーグレナモール→川平貝塚まで約31分

2 距離/約19.2㎞

3 おおよそのタクシー料金/約3940円

※JapanTaxiのサイトを参考にした予算料金でございます。実際に掛かる料金を保証する金額ではございません。予めご了承ください。

川平貝塚まで路線バスで訪れる方へ

市街地にあるバスターミナルからバス停(川平ロータリー)までのアクセス時間と料金は下記のリンク先にある石垣バスターミナルでお問い合わせ確認ができます。

川平公園前のバス停から川平貝塚まで徒歩約20分で着きます。

※時間帯は多少変動があります。遅くても移動時間は約50分の目安として捉えましょう。

↓↓↓グーグルマップ/バスターミナル詳細マップ

[石垣バスターミナル基本情報]

1 施設名/東(あずま)運輸株式会社

2 郵便番号/〒907−0012

3 住所/沖縄県石垣市美崎町3番地

4 TEL/0980−87ー5423

5 ホームページ/http://www.azumabus.co.jp/

 

【番外編】川平貝塚4つの周辺オリジナルツアー!

【関連】川平貝塚に向かう道中、石垣島で人気No. 1の観光名所!川平湾の前を通ります。セットで是非!訪れてほしいスポットです。ちなみに沖縄全体で唯一ミシュラングリーンガイド3つ星を獲得!!

3つ星の意味には“わざわざ訪れる価値がある”こんな意味があります。

川平湾の記事はこちらからどうぞ!

↓↓↓グーグルマップ/川平貝塚→川平湾/車

[川平貝塚→川平湾の基本情報]

1 アクセス時間/川平貝塚→川平湾まで約5分

2 距離/約1.2㎞

missyaeyama@missyaeyama【公式】ミス八重山 https://jolygram.com/profile/missyaeyama/photo/1829363109006357474_5803375622

泳げる川平の海としてインスタ映えで水面下からじわじわと人気を勝ち取っているギリギリのシークレットビーチ川平タバガーなら穴場好きのあなたにオススメです!

↓↓↓グーグルマップ/川平貝塚→川平タバガー/車

[川平貝塚→川平タバガーの基本情報]

1 アクセス時間/川平貝塚→川平タバガーまで約8分

2 距離/約2.1㎞

【関連】:川平貝塚の碑文から、さらに南西に進むとシュノーケル初心者にオススメできる底地ビーチに着きます!このビーチはサンゴがない為、怪我をしにくいロングビーチとしても知られてます。

石垣シーサイドホテルが目の前にあるのでロケーションも楽しめますよ!

↓↓↓グーグルマップ/川平貝塚→底地ビーチ/車

[川平貝塚→底地ビーチの基本情報]

1 アクセス時間/川平貝塚→底地ビーチまで約6分

2 距離/約1.2㎞

さらにさらに!底地ビーチには寄らずに南西向けにひたすら走って行くと石垣島の高級ホテル!クラブメッド ・石垣島に到着します。そこに、、知る人ぞ知る日本一マンタ遭遇確率が高いビーチ(石崎海岸)で360度の絶景を見下ろせますよ。

↓↓↓グーグルマップ/川平貝塚→平離島展望台

[川平貝塚→平離島展望台の基本情報]

1 アクセス時間/川平貝塚→平離島展望台まで約17分

2 距離/約2.9㎞

※平離島展望台は日本一マンタ遭遇率が高いビーチを見下ろせる絶景スポット名です。

 

まさに川平満載!この4つの川平地区のビーチは動画を盛り込んで魅力的に紹介していますよ!

川平貝塚と周辺ビーチスポットを比較すると、川平貝塚は森林浴を浴びるマイナスイオンをチャージできます!自然の恵と静かな場所を好む方や歴史好きな方におすすめできます。

 

 

一方で、石垣島の海は透明度抜群のコバルトブルーが人々を癒す楽園世界です。島らしい南国気分を盛り上げてくれますよ!

川平貝塚周辺でマイナスイオンのリラックス効果を得られたら石垣島のビーチ&景色巡りはいかがでしょうか?

少しでも思い出作りの参考になりましたら幸いです。

※本記事の情報は他サイトの情報を参考にしたものや現地で体験された時点の情報であり、情報の正確性を保証するものではありません。最新の情報は各スポットの連絡先までお問い合わせください。

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石垣島PR情報局編集部
石垣島出身の現地スタッフが全国の方へ全ての魅力的な石垣島スポットを正しい情報を基に独自視点でお伝えしている地域メディアになります。当メディアで紹介してほしいお店、観光地などあれば取材させていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。