- 「八重山ダイビング協会」は2021年6月に報じられたJTB沖縄「巨大な人工浮島(ポンツーン設置事業計画)」についてこれまでの経緯と今後の対応を発表
- 八重山ダイビング協会は「ポンツーン設置事業計画」の取り下げを求める嘆願書「事業計画白紙化」を石垣市水産課/八重山漁協組合/JTB沖縄に提出するも、JTB沖縄は嘆願書の受け取りを拒否
- JTB沖縄の「ポンツーン設置事業計画」を巡る経緯や八重山ダイビング協会の今後の対応について解説
八重山ダイビング協会は公式サイトにて、2021年6月に報じられた国内大手旅行代理店JTB沖縄「巨大な人工浮島(ポンツーン設置事業計画)」についての経緯などを発表しました。
「ポンツーン設置事業計画」は、沖縄県石垣島北西部・屋良部半島の大崎海域沖合にて計画されている、JTB沖縄の新しいマリンサービス事業計画です。「ポンツーン設置事業計画」は国内で初めて観光向けの人工浮島として注目を集める一方で、景観が損なわれる問題や自然破壊問題など、SNS上で大反響となっています。
八重山ダイビング協会「巨大な人工浮島」に反対
JTB沖縄による「ポンツーン設置事業計画」に対して、八重山ダイビング協会は反対の姿勢を取っている模様。そのため「ポンツーン設置事業計画」の白紙化を求める嘆願書「事業計画白紙化」を、石垣市水産課/八重山漁協協同組合/JTB沖縄に提出することを決定しています。
しかし残念ながら、JTB沖縄は嘆願書の受け取りを拒否したとのこと。また2021年7月中旬に予定されていたJTB沖縄本社における観光開発プロジェクト責任者との話し合いも、一方的な中止と面会拒否が八重山ダイビング協会に告げられた模様です。
ちなみにJTB沖縄は、2018年から「ポンツーン設置事業計画」を進めており、これまで竹富島海域などの候補地が上がるものの、2度交渉決裂となっています
そして3度目の「ポンツーン設置事業計画」として、2020年春から大崎海域における交渉を開始。2021年6 月に、石垣市・八重山漁協理事会・八重山漁協総会によってついに承認されました。
ただしその交渉も八重山ダイビング協会に知らされないまま内密に行われていた模様で、今回の八重山ダイビング協会の発表も合わせて、まだまだそう簡単に収まりそうにない問題となっています。
八重山ダイビング協会の今後の対応
八重山ダイビング協会会員の多くは、JTB沖縄「ポンツーン設置事業計画」に対して否定的な立場を取っています。
今後の対応としては、八重山漁協とのこれまでの関係と今後の発展的な関係維持も念頭におきつつ、「ポンツーン設置事業計画」の場所移動や規模の縮小等を求めて、総合的に対応する方針とのことです。
せっかく世界自然遺産登録も決定したにも関わらず、人間の欲望のためにあらたに人工島を作って自然のサークルを乱す様な事をするとはどういうことであろうか!!持続可能な社会を目指している日本のすることか?全く良識を疑う!
シャワーやトイレは垂れ流しですか?
石垣太郎様。
コメントいただきありがとうございます。
今後の運用についてはこれから検討されると思います。
運用の方向性がわかれば、情報開示されると思いますので、当メディアでも情報発信できるように務めていく予定です。
しっかりと維持 管理できるなら作ってもいいと思います 漁協がOKしてるならなおさら 環境にも配慮して計画してるから承認されるのでしょう! ダイビング協会にごちゃごちゃ言われる筋合いは、ないと思います。 環境問題持ち出すなら まずダイビング業者がそこから撤退するべき ダイビング船のアンカーが どれだけサンゴを破壊しているのか、、、